共通テスト(旧大学入試センター試験)の成績開示を申し込んだ受験生も多いのではないでしょうか。
この成績開示は書留で送られてくるため、対面での受け取りが必要です。
本記事では、受け取れずに、大学入試センターに返送されてしまった場合の対処方法をご紹介します。
1. 大学入試センターに問い合わせ
まず最初にすべきことは、本当に返送されていて、再送付が可能かを大学入試センターに問い合わせすることです。
尚、大学入試センターに返送される前で郵便局で保管されている場合は、大学入試センターではなく郵便局に電話して再配達を依頼しましょう。
1.1. 問い合わせ先
大学入試センターの電話番号は、公式サイトのフッターに記載されている次の番号になります。
- 大学入試センター総合案内：03-3486-0311
- 志願者問合せ専用電話：03-3465-8600
メール等、電話以外での問い合わせは受け付けていないようです。
1.2. 電話口で聞かれること
本人確認のために、次の情報が聞かれます。
- 「受験番号」または「氏名＋生年月日」
- 本人確認のため：住所
- 本人確認のため：氏名の漢字表記(聞かれない場合がある)
受験票がすぐに見つからないなどで、受験番号が分からなくても大丈夫なので安心です。
2. 成績通知書の再送付手順
再送付手順は電話をかけた際に案内されます。
気になる方もいると思うので、案内された内容を紹介していきます。
2.1. 郵送する必要があるもの
再送付には次の2点を用意して、封筒に入れて郵送する必要があるようです。
- 返信用封筒
- サイズ指定：長形3号
- 404円切手を貼り付け
- 宛名を書いておく(受験時と異なっても可)
- 身分証のコピー
- 氏名・生年月日が記載されているもの
- 余白に「成績通知書の再交付希望」と書く
注意点としては、封筒の中に返信用封筒を入れる必要があるということです。
404円分の再送費用が掛かるのが少し痛いですね。
2.2. 保管期限
保管期限は受験した翌年の3月になっているようです。
期限が切れる前にお早めに手続きをしましょう。
3. アドバイス
この記事を見ている多くの方は、家を長い間不在にしていて返送された方だと思います。
長期間自宅を離れる場合は、郵便局で「不在届」を出すことで、1カ月まで保管してもらえます。
また、再送付には404円がかかります。
大学側の成績開示は無料でできることが多く、それでセンター試験の結果を確認できるかもしれません。
ただし、センター試験の成績について教科別の得点まで出るかは分かりません。
【3月まで】共通テスト(旧センター試験)成績開示の再送付の方法